獲得事例

 1、高次脳機能障害事例

事故当時約80歳のご依頼者は,事故前は元気に日常生活を送られていましたが,事故後に認知症を発症し,施設に入所されることになりました。当初,事前認定において,高次脳機能障害による後遺症の認定が困難とされ,100万円を下回る賠償額しか見込まれない状況でした。前記の不認定の直後に弁護士が受任し,再調査を求めるとともに,1年3ヶ月にわたり,弁護士がサポートしながら主治医の医学的意見書や日常生活状況報告書を提出するなどして事故との因果関係の立証につとめた結果,第3級3号の後遺症認定を受けられ,その後の交渉を経て,慰謝料や将来介護費用など最終的に治療費のほかに3100万円余りの賠償を受けることができました(弁護団所属弁護士獲得事例)。

2、死亡事例

小学生のお子さんが青信号で横断歩道を自転車で進行中,右折してきた大型トラックに轢かれて死亡した痛ましい事案でした。ご両親は強い精神的ショックを受けられ精神科への入通院や休職を余儀なくされるほどの状況でした。加害者の刑事裁判において,ご両親が被害者参加人としての参加するに際し,担当弁護士は,必要なアドバイスや手続の支援をするとともに,被害者参加弁護士として,意見陳述や被告人質問,被害者論告などの援助を行いました。刑事事件終了後,加害者側との示談交渉において,当初,保険会社からは本件の事情を考慮せず葬儀費用等をのぞき約4700万円の提示がされていました。担当弁護士は,訴訟提起して事故の精神的打撃によるご両親の損害を丁寧に主張し,その後,約1年間の審理を経て裁判所からの和解案により6800万円の支払を受けて和解しました(弁護団所属弁護士獲得事例)。

 

3、過失割合、介護にかかる損害に関する事例

(事案)信号のない交差点における,自転車(依頼者)と四輪車との出会い頭の衝突事故。四輪車に一時停止違反があります。依頼者は,当時高校2年生の女性で,後遺障害として高次脳機能障害3級,嗅覚脱失などにより併合2級が認定されました。保険会社は,既払金約3100万円以外に,約3000万円を提示してきました。若干の交渉を経て,提訴しました。
(主な争点)①過失割合について,保険会社は,判タに従い,自転車10:四輪車90を主張,当方は,四輪車の著しい過失をもって,自転車0:四輪車100を主張,②将来介護費について,保険会社は,随時介護で足りるとして週2回,1回あたり2000円を主張,当方は,常時介護が必要であり,日額1万6000円を主張,③逸失利益算定の基礎となる年収について,保険会社は,賃セの女性・学歴計・全年齢平均を主張,当方は,男女計・大学卒・全年齢平均を主張しました。
(判決)主な争点について,①過失割合について,四輪車に著しい過失があることを認定し,自転車05:四輪車95,②将来介護費について,常時介護が必要であると認定し,日額4000円,③逸失利益について,大学進学の蓋然性を認定し,賃セの女性・大学卒・全年齢平均と判断し,(既払金以外に)約1億1000万円の損害を認めました。なお,遅延損害金を加算すると,(既払金以外に)約1億4300万円となります(弁護団所属弁護士獲得事例)。

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